人にフォーカスすると見えてくるものが変わる
コミュニケーションにおいて、どこにフォーカスしていますか?
コミュニケーションや人間関係をより良くしたい、改善したいと考えて、
心理学を学ぶ方はとても多いです。では、質問をさせてください。
心理学を学んだ、学んでいないには関係ない質問ですので、
安心して下さい。
コミュニケーションの最中に、どこにフォーカスしていますか?
・自分ですか?
・相手ですか?
実はとても大切な質問になります。
例えばこうです。
コミュニケーション能力を高めたいと考えて、心理学を学んだとします。
効果的なものを学んだとします。
一つ例を上げますと、
相手の自己重要感を満たすと、相手と信頼関係を築きやすい。
なぜならば、相手の心を満たすことができるから。
と知っていたとします。そして、それが効果的なのは、
「人は自分を価値ある存在だと認めてもらいたい」
という欲求を持っているからです。
コミュニケーションや心理学を学んでいくと学べる内容の一つです。
しかし、これを覚えた時、確かに相手の自己重要感を満たすことで、
コミュニケーションは円滑になり、人間関係がよくなります。
しかし、フォーカスは自分なんです。
どうしたら、相手と仲良くなれるか、信頼関係を築くことができるか
ということに頭を使いがちです。
すると、相手を見ていませんので、必ず行き詰まります。
しかし、フォーカスを変えることで、どのような場面でも対応できる
柔軟性と対応力が見について来います。
そのフォーカスとは、
相手が自分に対して、信頼をよせるにはどうしたらいいのか?
です。
相手の行動や心理にフォーカスすると、今持っているスキルの
レベルや活用が格段に上がってきます。
とても当たり前ですが、多くの場合にできていないことでもあります。