スポーツ心理学
心理学についてお話しています。
この心理学というものはスポーツにおいてのメンタル面でも重要性というのは常に語られていることはすでにご存じだとおもいます。
特に、選手の口やコーチの口・監督の口から語られることが多く、スポーツというものが発展していくという流れが生まれています。
一方では、精神論というものに対しての反発も少なからず存在しているのも事実です。
何の根拠も持たない根性論で無理な練習を行った結果、選手の体を壊してしまった例も存在します。
しかし、それは間違った精神論を押しつけた結果であると断言できます。
精神が肉体に与える影響を考慮した場合、スポーツに精神もっといえば心理学が有効でないわけがないのです。
最新の心理学においてスポーツに対しての応用というのは非常に多くみられることがあります。
最新の心理学が最も威力を発揮するのは、もしかしたらスポーツの分野なのかもしれませんね!
なぜ?って思われるかもしれません。
しかし、スポーツはその競技特有のテクニックというものが存在しているだけに、そのテクニックが最新心理学のテクニックによって磨かれることはありません。
普段身に付けている技術をいかに本番で八期するかというのが心理面におけるアプローチだからであり、練習の際に根性論を押しつけるのとは全く異なった方法であると言えます。
スポーツ界でこのような心理学を活用した精神面が注目された例としては、2009年に開催された
スポーツにおける精神面がクローズアップされた例としては、2009年3月に開催された第二回ワールド・ベースボール・クラシックがあげられるのではないでしょうか?
日本は見事V2を達成することができましたが、この大会で最も苦戦したというか精神面で追い込まれた選手がいます。
それは、「イチロー」です。
イチローという選手はシーズンの中盤以降に自分のピークを持っていくように調整している選手のために、春先は毎年調子が悪いのですが、それもチームリーダーとしてサムライジャパンを引っ張っていくことになりました。
結果としてそれがイチローというプレイヤーを精神的に追い込んだことは間違いはありません。
それでも、彼は最終的に日本を優勝に導くヒットを放つことができました。
このときに、イチローを導いたのは、仲間の支えも大きかったと思いますが何より本人の自己心理は握力の高さにあったのではないでしょうか?
決勝前のイチローは「緩めるところがなかった、もうこのままでいく!」なんて言っていましたが、あの状態でまだ自分の理想を求めていたらきっとあの決勝戦のヒットはなかったかもしれません。
本当にイチローはスポーツ心理学的にも自己制御に優れた選手だといえるのではないでしょうか?!