イロイロな心理学
今回はイマドキのイロイロな心理学についてご紹介しようと思います。
イマドキの心理学では『行動分析学』のテクニックを応用する傾向が注目されています。この行動分析学とは最新の心理学の一体系であり、新行動主義心理学と呼ばれる分野を発展させたものだそうです。
そもそも行動分析学の源流をたどると”フロイト”や”ユング”という著名な精神分析の権威まで遡ります。
行動分析学とは一体どのような心理学なのでしょうか?
行動分析学は人間、もしくは生物の行動を分析するということが基本となります。人間や生物の心理が行動に現れると考え、行動を分析することによって心理を解き明かそうとするものです。
こうした行動分析学が最新の心理学のテクニックとどのような結びつきがあるのでしょうか。
それは行動分析によって、行動の原理や法則を仮説・実証を繰り返すことによって導きだし、それを記号化もしくは公式化するというものです。この行動分析というものはNLPを始めとした最新の心理学の基礎部分を担っているといっても過言ではありません。
行動分析によって、人間の行動について様々な動機付けがなされるようになったのも事実です。実際、人間の行動にはその人間の過去や環境というものの影響が非常に濃いということは、自分でも感じるところがあります。ある意味、遺伝子を取り除いたすべての行動が何らかの環境に影響を受けていると言えます。そのような意味で行動分析は、心理学の基本を担う分野だと言えます。